縄升(なわしょう)があるのは、兵庫県神戸市兵庫区沿岸部「中央市場前駅」のすぐそば。
兵庫津(ひょうごのつ)として平安時代末に平清盛によって日宋貿易のために整備され、室町時代には足利義満の日明貿易の拠点として栄えた港です。兵庫津は古くから航路として利用された瀬戸内海にあって、六甲山系によって北西の季節風が遮られ、荒い波が和田岬によって防がれ、さらに水深に恵まれた天然の良港でした。
縄升でも、かつて穴子が豊富に捕れた創業当時は兵庫の穴子を取り扱い、兵庫津のあなご商として成長した会社のひとつです。
兵庫津は千年以上の昔から国内外との交易によって栄え、明治維新に至り初代の兵庫県庁が設置された「兵庫県のはじまりの地」です。そして、兵庫県の成り立ちや兵庫五国の歴史、文化、産業等を学び、体験・体感する「県立兵庫津ミュージアム」「ひょうごはじまり館」を兵庫の魅力発信と県民のふるさと意識醸成の拠点として整備され始めています。
そんな歴史ある街であなご商として残る会社の中で最も古いのが縄升です。
社名 | 有限会社 縄升 |
代表者 | 岡村 守 |
所在地 | 〒652-0846 兵庫県神戸市兵庫区出在家町1丁目6-1 |
設立 | 1966年 縄升商店として創業 2004年4月法人化 |
事業内容 |
焼きあなごの製造・販売・卸 |